念力の伝達速度|意味がわかると怖い話
- 難易度 中級
- 恐怖度 2/5
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本文
この世に光よりも早いものは存在しないことはよく知られている。
ところが、ある世界的な超能力者が己の念力の伝達速度を知りたいと、
奇妙な実験を行ったことがあった。
地球からおよそ740光年離れた恒星に念力を飛ばし、
意図的に激しく明滅させるというのである。
結果は実験開始からわずか10秒後、恒星は見事に明滅した。
超能力者は
「光と等速でも740年かかる距離を10秒だ!
念力の真空伝達速度は光を遥かに超える!」
と興奮した。
彼は、この実験結果の真の不気味さに気がつくことはなかったという。
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