友人とドライブ
読者難易度 集計中…
本文
先日私は免許を取ったこともあり、 新しく車を購入した。
といってもお金がなかったので 安い中古の車なんだけどね。
一人でドライブするのも悲しいしってことで、 最近喧嘩したけど仲直りって意味もこめて 友人のAを誘ってドライブすることにした。
Aは困惑しながらも仲直りの意味もこめて、 っていうと少し考えた後にうなずいてくれた。
あまり運転が上手くない私だけど順調に車を走らせ、 昔二人で行ったちょっとしゃれたお店で夕食を食べることになった。
A「免許とったばかりにしてはなかなか上手いね」
私「安全運転だからね」
たわいもない話をしながら食事をした。
久々にきたけど ご飯がとてもおいしかった。
A「少しトイレに行ってくるね」
デザートを頼んだところでAはそう言い 席を立った。
Aがいなくなりひとりになった私は、 これからのルートを確認しながら デザートが来るのを待った。
A「久々に来たけどおいしかったね」
私「そうだね。 相変わらずデザートもおいしかったし、きてよかったよ… せっかくだし夜景を見に行かない? 近くに夜景がきれいな場所があるんだ」
A「お、いいね」
私「山道なんだけどね」
A「事故んないでよ?」
私「大丈夫大丈夫」
そういって私は運転席に乗り込み、 Aが助手席に座り シートベルトをつけたのを確認して車を動かした。
ちなみに山道は初めてであることをAに言ったら
「やっぱり帰ろう」
とか言ってたけど気にせずに車を走らせる。
Aは特に何も言わないし大丈夫だろう。
ゆっくり気をつけながら山道を登っていると 助手席から寝息が聞こえてきた。
どうやらAは寝てしまったようだ。
すぅ…すぅ…と規則正しい呼吸音が聞こえてくる。
友人の寝息を聞きながら 私は目的地まで車を走らせた。
そして今私は友人の葬式に出ている。
夜景の綺麗な頂上まであと少しのところで、 向かいから来たトラックと正面衝突してしまったのだ。
車はそのまま崖下まで転がり落ちてしまい、 見るも無残な姿となってしまった。
そんななか 奇跡的に私とトラックの運転手は比較的軽い傷で済んだのだが、 友人は体中を車に潰されてしまい死んでしまった。
私は友人を殺してしまったのだと思うと あの時なんで誘ったのだろう…と後悔が押し寄せてくるのであった。
あなたは気づけましたか?
この話はどう感じましたか?
複数選択可
あなたの考察を書く(任意)
読者の考察
読み込み中…