意味がわかると怖い話

遺言書|意味がわかると怖い話

  • 難易度 中級
  • 恐怖度 4/5
  • 読了 約1分

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本文

「俺は女になる」

長男Cが唐突に宣言した。

母Bは当然反対した。

「お父さん(A)がさっき亡くなったばかりなのに何言ってんの?」

C「だからさ。親父(A)が生きてるうちは言えなかったんだ。俺はもともとおネエなんだ」

B「あんた、根っからの女好きでしょう。100人斬りとか200人斬りとか」

C「あれは全部ウソさ。もう手術も決まってるし戸籍も変えるんだ」

B「お父さんの会社は誰が継ぐの?妹たちの面倒は誰が見るの?」

C「うるせえ。俺は俺の好きなようにする…」

葬儀も済ませた数日後、親族全員が集まる席に、完全に女になったCも居た。

弁護士立会いのもと、故Aの遺言書が読み上げられた。

「私のすべての財産は長女に譲る」

考えてみる

あなたは意味に気づきましたか? 本文の違和感や、最後の一文が指しているものを、先に考えてみてください。

ヒント: 「誰の視点か」「書かれていない事実は何か」を疑うと、意味が見えやすくなります。

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