いってきます
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「いきたくないよ」
僕は必死に抵抗した。
「中学生活ももう少しで終わりだから、 高校生になったら携帯も買ってあげるし、 新しい友達も増えるだろう」
父は学校に行かなくなった僕を何度も説得した。
「でも……」
「大丈夫だよ、お父さん送るから」
僕はしぶしぶ了承した。
「わかったよ」
父が先に家を出た。
母にぶっきらぼうに告げた。
「いってきます!」
鞄を持ち、 靴を履くとすぐに玄関を飛び出して エレベーターを待つ父親に叫んだ。
「いってきまーす」
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