学校の草刈り
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六時間目の授業は、みんなで学校の草刈りをした。
たけし君が「誰が一番草刈りできるか競争しようぜ」って言ったから、
みんなで競争する事になった。
僕はいっしょうけんめい草を刈った。
でも、たけし君はもっと早かった。
このままじゃ負けちゃうと思った時に、ひみつ基地の事を思い出した。
僕はみんなに見つからないように、こっそりと学校の裏山に行った。
やっぱりあった!
ひみつ基地の中にはたくさんの草があった。
これだけあったら間違いなく僕が一番だぞ。
ひみつ基地の草を一輪車いっぱいにのせて帰った。
みんな、僕がとってきた草をみてすごいって言ってくれたけど、
先生に「枯れ草をとってくるのはズルですよ」って言われた。
帰りのホームルームはみんなに無視された。
下校の時間に、事務のおばちゃんが草を燃やしていた。
みんなに無視されて今日は一人で帰るから、
ひまつぶしに僕も草を燃やすのを手伝った。
おばちゃんは楽しそうだ。
僕もなんか楽しくなってきた。
ぜんぶ燃やし終わったから、家に帰ることにした。
帰り道で大きな犬ににらまれた。
食べられそうになったので走ってにげた。
つぎの日、学校に行こうとしたら、となりのおじさんが泣いていた。
「タイヤが無くなって、のろまになったからころされる」って言ってた。
おとなの言う事はよくわからない。
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