親切な悪魔|意味がわかると怖い話
- 難易度 中級
- 恐怖度 4/5
- 読了 約2分
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本文
突然だが、俺は幽霊だ。
まぁ幽霊と言っても、人を驚かそうとしている訳ではない。
何をしているのかと言うと、棺桶の中にいる俺の死体を見て泣いている妻と子供を眺めている所だ。
「そろそろ行くか」
妻と子供を十分に目に焼きつけた俺は、これから天に昇って閻魔様の所へと向かう。
「そこのあんた、生き返ってみる気はないかい?」
天に昇り始めてしばらくたった頃、俺はコウモリのような翼を持つ悪魔出会った。
「そんな事が出来るのか?」
「はい可能ですよ、ただし今を逃すと生き返るチャンスは二度と無いですよ」
「なら、すぐに現世に返してくれ」
何故、悪魔がこんな事をするか俺にはわからなかった。
しかし、また妻と子供に会いたかった俺は、その話に乗る事にした。
「キヒヒ、わかりました……それ」
悪魔が俺を指差した瞬間、俺の魂は凄いスピードで自分の死体へと向かった。
「キヒヒ、次はあの人を生き返らせますか」
悪魔は、俺を送ったあと別の霊の所へと向かう。
………………
どうやら、俺は生き返ったらしい。
血流が冷たかった俺の身体を温めているのがよくわかる。
しかし、自力で棺桶を開けた瞬間、俺は妻にも子供にも会えない事を悟った。
それと同時に、何故悪魔が俺を生き返らせたのかやっと理
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