意味がわかると怖い話

指を立てる白い手|意味がわかると怖い話

  • 難易度 中級
  • 恐怖度 3/5
  • 読了 約1分

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本文

職場の同僚A、B、C、D、Eの5人が

熱海の旅館で小さな忘年会を開いた。

その帰り際、旅館の仲居さんにシャッターを押してもらって集合写真を撮った。

しかし、その集合写真には不思議なものが写っていた。

Aの頭からうっすらと白い手が生えており、指を1本立てている。

Bの頭に生えている手は指を2本立てている。

同じくCは3本、Dは4本、Eは5本。

すると、あいついでA、B、Cが順番に亡くなった。

Dは写真を思い出した、

「次は自分だ・・・」

しかし、Dよりも先にEが死んだ。

自分の順番が順番がとばされたことでDは安堵した。

心に少し余裕が戻ったDは、

忘年会の時に撮ったその他の写真を見直してみた。

すると問題の写真の右端に、

旅館の仲居さん(シャッターを押してくれたのとは別の人)の半身が見切れており、

やはり頭から白い手が生えている。

しかし見切れているせいで、指が何本立っているか分からなかった。

Dは旅館に問い合わせたところ、Cの死とEの死の間に

その仲居さんは亡くなっていたらしい。

Dはいよいよ自分の順番が来たことを悟り、自殺した。

考えてみる

あなたは意味に気づきましたか? 本文の違和感や、最後の一文が指しているものを、先に考えてみてください。

ヒント: 「誰の視点か」「書かれていない事実は何か」を疑うと、意味が見えやすくなります。

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