意味がわかると怖い話

お揃いのバック|意味がわかると怖い話

  • 難易度 中級
  • 恐怖度 4/5
  • 読了 約1分

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本文

私はブランド物のアイテムを、3つだけ持っている。

時計とパスケースとバッグで、すべて姉とお揃いである。

自分で買ったのではなく、祖父から貰ったものだ。

大事にしていたのだが、少し前に時計をなくしてしまった。

普段から着けているわけではなく、バッグの中から突然なくなった。

しばらくすると、パスケースもなくなった。

ポイントカードが数枚入っていただけなのだが、ある日バッグの中から消えた。

そしてついに最近、そのバッグがなくなってしまった。

どこかに置き忘れたのかも知れないが、どこでなくしたのか見当が付かない。

バッグは無いと不便だし、気に入っていたので同じものを買い直すことにした。

「バッグをなくしてしまって、買いにいくから付いて来て」と、友人に頼んだ。

友人は「またなくしたの?ドジね~。」と笑っていた。

普段は物をなくしたことなんて友人に話さないが、今回は事情を話した。

すると友人はしばらく黙った後、「それってもしかして……」と言おうとした。

私は止めた。

私も薄々気づいていたのだが、

姉と私はいつもお揃いのバッグでお出かけしてる仲の良い姉妹。

これ以上詮索して、姉との仲に亀裂が入ってしまうのはもっとイヤだったから。

考えてみる

あなたは意味に気づきましたか? 本文の違和感や、最後の一文が指しているものを、先に考えてみてください。

ヒント: 「誰の視点か」「書かれていない事実は何か」を疑うと、意味が見えやすくなります。

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