全力の10数年|意味がわかると怖い話
- 難易度 中級
- 恐怖度 4/5
- 読了 約1分
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本文
センターまであと3ヶ月。
俺は寝る間も惜しんで勉強した。しまくった。
俺は全力で勉強した。
その結果も今日明らかになる。
心臓が張り裂けんばかりの鼓動をならしながらも、 目を開けて頑張って探した。
…あった!俺の番号!
夢にまで見た○○大学に受かった!
緊張が一気に溶けたせいか、膝から崩れ落ち、 人生のうちで一番多い涙を流した。
家に帰り、家族に祝福され、 次の休みに親戚に挨拶を行ったりと、忙しい日々を送り、 まちにまった入学をし、大学生になった。
大学生活の四年間は、最高に楽しく、 充実した日々だった。
俺は真面目に取り組み、 留年もせず、大学院まで進んだ。
そして俺の中学からの夢だった、 会社の社員になることができた。
そして、彼女と出会い、結婚をした。
幸せだ。
勉強で苦しかったこの10数年。
全てが報われた気がした。
そこで俺は目が覚めた。
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