意味がわかると怖い話

腕立て伏せ

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それは俺が高校に入学した当初の頃だった。

俺はサッカーを小さい頃からしていて 高校も全国で有名なサッカー部に入った。

1ヶ月程過ぎたある日 部で決まっている約束事の 眉毛を整えてはいけない という約束を俺の同期が破り 練習後、監督に腕立て伏せを100回やらされた。

それで終わりかと思いきや 当時寮生活をしていたのですが その寮に住むサッカー部の先輩に呼び出され 一緒に寮生活をしていた同期9名が呼び出された。

先輩は俺達に眉毛いじってる奴いるか? その質問に同期の一人が正直に白状した。

実際俺もやっていたので それに乗っかり白状した。

そして先輩から告げられたのは 腕立て伏せ500回!

マジかよ!

とは思いつつも 先輩命令は絶対なので みんなで腕立て伏せを開始した。

先程腕立て伏せをしたばかりなので 200回を過ぎた辺りからは 体を支えるのでも精一杯。

かなりきつかった。

しかし残り100回程まで来た時 俺はみんなを盛り上げるために 今日のロードショーはパイレーツ・オブ・カリビアンじゃん!

みんなで早く終わらせて帰ろうぜ!

その言葉にみんな元気を取り戻し 最後のスパートをかけた。

そこに、その話をすぐ近くの 筋トレルームで聞いていた先輩がドアを開け出てきた。

そしてこう言った。

お前らパイレーツオブカリビアン見るために 腕立て伏せやってんのか?

その夜、 俺達がパイレーツ・オブ・カリビアンを見る事はなかった。

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