寝たふり
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時計が指しているのは午前3時…
やベー流石に寝ないと…
今は父さんは仕事で朝帰りで家いないし 母さんは飲み会だって言ってたからって夜更かしし過ぎた…
寝よ寝よ…
「コツっコツっコツっ」
と家の外から聞こえるハイヒールの音…
お?
母さんが帰ってきた…
流石に起きてるのバレたら怒られる…
寝たふりでもするか…
そのうち眠れるだろう…
「ガチャ…」っと…
静かにドアが開く音がした…
……………
寝れね~!!
全く寝れない…
喉が乾いた…
水飲みたいが
今行ったら母さんに怒られるんだろうな~…
「何時まで起きてんの!!」
って…
頑張って寝よう…
…そう言えばやけに静かだな…
母さんが飲んで帰ってきたら 大抵いつもうるさいのに…
一軒家の一階には ゴソゴソという音が響くだけであった…
「トッ…トッ…トッ…トッ…」
やべ…階段登ってきた…
俺の部屋覗いて来るかもしれないし 寝たふり寝たふり…
ガチャ…
案の定覗いできた…
フフフ…私は寝ているのだよ…母さん…
ガチャ…っと部屋のドアを閉めた…
よし…寝たふり成功!
そのあと自分の親の部屋で またゴソゴソしはじめた…
なんか探し物してんのか?
まぁいいや…
寝よう…寝たいし…
しかし母さんのゴソゴソの音で眠れない…
ゴソゴソゴソゴソ…
……
……
ふぅ…ゴソゴソ終わった…
なんだ?母さんまた下に行くのか…
そして「ガチャ…」という音と共に 玄関から外に出て行った…
なんだ…こんな時間に外出るのか…
タバコでも買いに行くのか?…
そこからはあまり覚えていない。
気が付いた時には朝になっていた…
俺はいつものように階段を降りて トイレを済まし顔を洗った…
顔を洗い終え目が冷めた時 いつもと違うリビングが目に焼き付いた…
荒れている…
母さんがいくら探し物をしていたとしても荒れすぎだ…
しゃーねー片付けるか…
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