意味がわかると怖い話

お盆

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ある夏の日。

俺は4人家族で暮らしている。

父さんは仕事で、 姉さんは友達と遊びに行っている。

そう言えば、 町内会の集まりに行くって言ってたな。

予定の無い俺は1人で居間でグタグダしていた。

夏休みも中間地点に来てしまったが、 未だ夏休みの宿題には手付かず…orz

1人で居間のソファーに寝転がりながら、 冷房の効いた部屋でゲームをしていた。

『武史、いつまでもゲームしてるんじゃないよ。 宿題は終わったの?』

『え……?』

『まったく、宿題終わらせてからゲームやりなさい。 ちょっと買い物に行ってくるから』

『!!』

『ちゃんと戸締まりしておくのよ』

『母さんっ!!』

『ん、なに?』

『行かないで』

『はぁ?何を子どもみたいなこと言ってるの。 今日は冷やし中華にしようかしら。 じゃあ、行ってきます』

『あ、』

そう言うと、 母さんは廊下の奥へと行ってしまった。

去年と同じセリフと同じ格好だった。

ガチャ

『ただいまー。ふぅー、家の中は涼しいやねぇ』

そっか、今週は…。

『おかえり、母さん』

『はぁ?何をゆうとんや?ゲームばしとらんと勉強せえ』

蝉の鳴き声が一段とうるさくなってきた。

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