二段ベッド
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私は妹と二段ベッドで寝ている。
二段ベッドと聞くと、 やはり誰もが上で寝たいとおもうだろうが、 私も妹もその1人だった。
だから最初にこの二段ベッドが来たときに、 一週間に一回、かわりばんこに寝ることになったのだ。
その日は、 私が上でねる番の週だった。
いつもどうおり、朝に弱い私は アラームにすこしイライラしつつも目をさました。
階段を下りると、 珍しく妹が私よりも先におきている。
「お姉ちゃん、あのね…?」
「なに?」
「昨日ね、夜寝てたらね、女の子の足がみえたの。 上のベッドにかくれて顔は見えなかったんだけどね…。 その人ね、お姉ちゃんのこと、ずっと見てたの…、それで…」
言い遅れたが、 妹には少し霊感らしきものがあるらしい。
だからたまに、こうゆう話を私にしてくるのだが、 朝起きたばかりで、私はすこし機嫌が悪かった。
だから、それを聞いて少しは怖かったが、 うるさいな!と妹の言葉をさえぎった。
まだ何かいいたげな妹を部屋に残し、 私はいつもどおり朝食を食べると学校へむかったのだった。
帰宅すると、 妹が何か深刻そうな顔で部屋のベッドを眺めていた。
さすがに朝のあれはひどかったなとおもい、
「どうしたの?」
と妹にたずねた。
「あのね、朝ね、足がみえたっていったでしょ? あのね、見えた足はね、2本じゃなかったの」
妹の、次の言葉を聞いた時、 私はこれ以上ないくらいの恐怖を感じた。
「一本しか見えなかったの」
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