意味がわかると怖い話

クリスマスの強盗

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本文

付き合って二年になる一組のカップルがいました。

クリスマスの夜、 女はパーティーを開く約束をして、 男はそれに頷きました。

そしてパーティー当日。

男から一本の電話がかかってきました。

「すまない、 とても大事な取引をしくじってしまった。 今日は行けそうにもない」

女は激怒して、 文句を言うことも忘れて電話を投げ捨てました。

そして、 一人で男のために作った料理を食べているとき、 部屋の電気が突然消えました。

女が驚いて悲鳴を上げると 「静かにしろ」と後ろから肩をつかまれ女は とっさに、手に握っていたフォークを振り向きざまに振り下ろしました。

何かに突き刺さる鈍い音がして、 床に誰かが倒れこみました。

急いで自室に戻り、鍵をかけると、 女はすぐに警察へ電話をしました。

駆けつけた警察がドアを蹴破って入ってくると、 彼女は安心して部屋から出て行きました。

問題の部屋へ入っていった警察がしばらくたって戻ってくると、 静かに彼女にこう言いました。

「死んでいます。喉にフォークが刺さっていました」

女は腰を抜かして、 その場に倒れこみました。

しかしそんな彼女を、 警察は「正当防衛」だと優しく慰めます。

それから、ゆっくりと言いました。

「強盗が盗もうとしたのは、この結婚指輪ですか?」

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