妻
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「ハァ…なぁいい加減にしろよ! 確かに俺はハンバーグ好きだよ、 けど毎日毎日、仕舞いには朝飯にも出しやがって!」
「しょうがないでしょう!! 特別に安かったんだから いっぱいに買っちゃったのよ!」
「それにこの肉なんか臭いんだよ! さすがにもう我慢できんわ!」
「だから安かったんだから、 それなりのメ…、豚肉だったって事でしょう、 文句あるなら食べずにさっさと行けば!!」
「ああ、わかったよ、さっさと行くよ!!」
タッタッタッ、ガチャ!
バターン!!!
もういい加減飽き飽きだあの妻には。
一緒にいてももういがみ合うことしかなく、 家庭は冷めきってやがる。
ハンバーグばっかり作りやがって俺への当て付けか?
実はもう妻以外に女がいる。
妻の為に生けてはいけない。
何回密会重ね、 彼女無しでは考えられなくなった。
連絡はメールでしてる。
けど最近会ってくれない。
妻が最近怪しんでると伝えたからだ…
いつも用事あるって断るんだ。
でも今日は会いたい、 もうウンザリなんだ。
携帯を取り出して早速連絡を…
『お早う、起きてるかい? できれば今夜会いたい…。 時間あるかい?』
『お早う、もちろん起きてるわ。 せっかくだけど今日も仕事で忙しいの、 だから勘弁してね』
『嘘だ! 君は最近そう言うけど、 そんな忙しい仕事してないじゃないか?』
『わかった、本当の事を伝えるわ。 新しい男ができたの。』
『そんな…酷いじゃないか』
『だからね、私の事は諦めて…。 もうそろそろ結婚記念日なんでしょ? 奥さんと仲良くやったら』
『なぜ君が結婚記念日知ってるんだ?』
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