捕まった
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許せねぇ
今度は俺か?
俺が殺されるのか?
―――――――――
俺は幼いころから 兄弟で暮らしていた。
生きていることだけで 幸せだったのに。
ある日俺たち兄弟は みんな奴らに捕まった。
空気の通らない 狭いところに入れられて 訳も分からないまま みんなで閉じ込められていた。
俺たちが光を見た時 最初に弟が外へ出された。
そして俺らの目の前で 惨たらしく殺された。
奴らが頭を引きちぎったんだ。
弟は叫び声すらあげないまま 死んでしまった。
俺たちは弟のそばに行きたかったが 壁によって阻止された。
はがゆい、 どうすればいい………
そうしてる間に 今度は兄貴が連れていかれた。
また頭を引きちぎられ 奴らは 『上手くいかないなー』と 言うやいなや 胴体をしごき始めた。
兄貴の体は ぺらっぺらと比喩できるように 平たくなってしまった。
そうして次々に 俺たち兄弟は殺されていった。
頭を引きちぎり 時には体を引きちぎり その後は原形を とどめていないものもいた。
残るは俺だけだ。
許せねぇ…
目の前で俺の大事な兄弟を 殺しやがって………
奴らの冷たい手が こっちに近づいてくる。
俺はそれを思いっきり睨んで そして………………………
――――――――――
『先生!やっとキレイにとれました!』
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