意味がわかると怖い話

登山客|意味がわかると怖い話

  • 難易度 中級
  • 恐怖度 2/5
  • 読了 約1分

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本文

僕は山が大好きだ。

暇さえあれば 国内のあらゆる山々を巡っている。

けれど生まれつき身体が弱いから、 登山はせずに遠くから望遠鏡で眺めるのが趣味だ。

今日訪れた山は比較的険しい山で、 とても僕なんかが登れるようなものではない。

ベテランの登山家でも、 気をより一層引き締めるような荒々しい山肌なのだ。

僕は山から五キロほど離れた宿を借り、 早速カバンから荷物を出して望遠鏡を組み立てた。

組みあがったそれをバルコニーに立たせ、 麓から山頂へと視点を滑らせていく。

と、山頂付近で 白いワンピース姿の女性がこちらに手を振っている。

思わず僕も望遠鏡を覗いたまま手を振った。

女性はにっこり笑うと下山を始め、 木々の影に隠れていった。

やっぱり登山する人にはフレンドリーな人が多いんだな、 と改めて実感した。

その数分後、 僕は荷物をまとめて慌てて宿を飛び出した。

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あなたは意味に気づきましたか? 本文の違和感や、最後の一文が指しているものを、先に考えてみてください。

ヒント: 舞台やモチーフ( 山 )にも注目すると、見え方が変わることがあります。

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