シミオトース
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私はキャサリン。
今日はダンスパーティーにお呼ばれしてるんだけど…
「ちょっとママ!私のドレスに何てことするのよ!」
「ご、ごめんなさいキャサリン。でもわざとじゃないのよ!」
もうすぐ家を出なきゃいけないのに、 ママがよそ見してたせいで、 ママの飲んでたコーヒーが私のドレスにこぼれてしまって、 ほら!シミになってしまったの…!
「ほんとどうかしてるわ! 横通るのわかってたでしょ! これじゃパーティーに行けないじゃない!」
「ご、ごめんねキャサリン。 そ、そうだわ! ママのドレスを着ていきなさいよ!」
「馬鹿にしてるの!? ママのドレスじゃ大きすぎて恥ずかしいわよ!」
「そ、そうよね…ど、どうしましょう…」
『やあ!お困りのようだね!キャサリン!』
「その声は、トム!」
『はは!キャサリン、なにかお困りかな?』
「あ…そ、それが、」
『大丈夫!コーヒーがドレスにこぼれてしまったんだね? それでパーティーにはいけないと嘆いてたわけだ!』
「え、ええ。」
『困るよね! 替えの物がない場合や急がなきゃいけないときに こんなトラブルがおきちゃ…っ!
でももう安心! このシミオトースをつかえばこんなシミもすぐ消えるんだ!』
「え!それ本当なの?トム」
『ああ!本当だとも! ちょっと失礼! シミの部分にこのシミオトースを トントンと2、3回たたくようにぬって…』
「す、すごいわ! みるみるシミが浮き上がってくるわ!」
『ハハハ! このシミオトースはどんな色の服にも使えて、 シミが浮き上がってきたらこの専用布に染み込ませて… ほら!綺麗にシミが消えただろ?』
「すごい!ありがとう!トム!」
『もうこれでパーティーには行けるよね?』
「…いいえ、やっぱりこれじゃパーティーには行けないわ…」
『…っ!ハハーン! 心配ないよキャサリン。 そ、その…今夜は僕と踊ってくれるかい?』
「ママ!もういい?!!」
「ええ!」
『っ!? …確かにこれじゃパーティーには行けないな』
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