意味がわかると怖い話

敵国兵|意味がわかると怖い話

  • 難易度 中級
  • 恐怖度 3/5
  • 読了 約1分

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本文

A国が、敵国と戦争をしていた頃の話。

私はA国兵として、前線で戦っていた。

命令は単純で、「敵国兵を見つけたら皆殺しにせよ」である。

その命令通り私は敵国兵を何人も殺し、成果を挙げてきた。

しかし私は、ふとした隙を突かれて敵国兵に捕えられてしまった。

捕まった私は敵国の城まで連行され、牢へ入れられた。

私は牢の見張りが1人になった時を狙い、その見張りの兵を殺した。

そして服を奪い、それを身に着けることで脱獄に成功した。

敵国は甘い。

捕えた時点で私を殺していれば、このようなことは無かったのだ。

私が脱獄したことに気づいた兵は1人もいなかった。

だが、牢で1人の兵士が倒れているのが発見されるのも時間の問題だろう。

一刻も早く、私は城から遠ざかる必要がある。

私は急いでA国軍の前線を目指した。

あれから何日歩いただろうか。

食べる物もなく痩せこけ、髪を振り乱した姿は惨めであるに違いない。

私はこのままA国軍に合流すること無く、力尽きてしまうのだろうか。

そう思っていた矢先、遠くにA国の旗を見つけた。

私は喜び、その旗を目指して最後の力を振り絞り、走った。

これでやっと私は、A国軍の前線へ合流できるのだ。

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ヒント: 「誰の視点か」「書かれていない事実は何か」を疑うと、意味が見えやすくなります。

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