扉つきの物入れ|意味がわかると怖い話
- 難易度 中級
- 恐怖度 4/5
- 読了 約1分
読者難易度 集計中…
本文
私の家の廊下の突き当りが袋小路になっていたのを、
定年になったばかりでヒマを持て余している父が
「スペースがもったいないので物置にする。」
と言い出して、一人で工事しはじめました。
何かに取りつかれたように父は作業をし、
わずか一日で上下二段で扉つきの物入れが出来ました。
翌日家に帰るといるはずの父が見当たらなく、また物入れの作業中かと思い
廊下へ出てみると物入れの扉には新たに南京錠が取りつけてありました。
結局、その日父は帰ってこず翌日の晩になりました。
不安になった母に物入れのカギを壊して中を見てくれとせがまれ、
私も父がカギをつけてまでしまいこんだ物が気になり、
丁寧に南京錠の掛っている金具ごと取りはずしました。
中には薄ら笑いでうつろな目をしている父が体育座りでこちらを向いてました。
今日も父は物入れの下段に入りこんで、楽しそうに宙を見ながら笑っています。
[amazonjs asin=”B000N7ZCRQ” locale=”JP” title=”日本ロックサービス ABUS 番号式 南京錠 155 20ミリ”]
広告
考えてみる
あなたは意味に気づきましたか? 本文の違和感や、最後の一文が指しているものを、先に考えてみてください。
ヒント: 舞台やモチーフ( 自宅 )にも注目すると、見え方が変わることがあります。
あなたは気づけましたか?
この話はどう感じましたか?
複数選択可
あなたの考察を書く(任意)
読者の考察
読み込み中…