気球|意味がわかると怖い話
- 難易度 中級
- 恐怖度 3/5
- 読了 約1分
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本文
みるみるうちに、眼下の大地が離れていく。
地上で見上げる人々が、皆こちらを指差して何かを叫んでいるようだ。
バーナーの炎はその勢いを衰えさせる気配無く、ゴウゴウと燃え続けている。
雲間に顔を出す太陽が、容赦無く僕の肌を焼いていく。
吹き付ける冷たい突風が、気球を、僕の身体を、弄ぶ。
……そろそろ限界だな……
僕は静かに脱力した。
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