またあの日がやってくる|意味がわかると怖い話
- 難易度 中級
- 恐怖度 4/5
- 読了 約1分
読者難易度 集計中…
本文
事実は小説よりも奇なりとはよく言ったものだ
少なくとも子供の僕には現実は厳しすぎた
またあの日がやってくる
巨大な手がスーっと伸びてくる
僕が住んでいるマンションを掴んだ
そしてガタガタと揺らし始める
9階に住んでいた僕は振り落とされまいと必死にしがみつく
大人達は周りで騒いでいるだけで何も出来ない
僕達の棟は見逃されたが、隣は持っていかれた
知り合いのオバさんは建物の下敷きになって死んでしまった
仲のよかった友達は食べられてしまうかもしれない
大好きだったお姉ちゃんも「あなたは生き延びて!」と言葉を残しそれきりだ
隣の子も引き篭もってしまった
皆が一生懸命働いて手に入れた物資は全て持っていかれた
難を逃れた者達はぐったりとしている
明日からどうやって生活していけばいいのだろう
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あなたは意味に気づきましたか? 本文の違和感や、最後の一文が指しているものを、先に考えてみてください。
ヒント: 舞台やモチーフ( マンション )にも注目すると、見え方が変わることがあります。
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