ホーム / すべての話 / 応援 応援 2013/4/20 · 日常系 超短編 解説あり 本文 親友に彼女を奪われた。ビルの屋上で花火観賞をしていた。 「あいつを奪うみたいになって悪かったな」 『しょーがない』 「怒ってないのか?」 『別に。あいつがお前を選んだだけ』 「なら良かった」 『あいつが待ってるから早く行けよ』 「ありがとう。応援してくれ」 俺は親友の背中を力強く押した。 解説を読む 解説 「屋上で」親友の「背中を力強く押した」のである。 そして、『あいつ(彼女)が待ってるから早く行けよ』といっていることから、彼女ももう「逝って」しまっているだろう。 殺したいほど憎かったのかもしれないが、すでに彼女の元へ逝くことを決めていた親友。 主人公の気持ちは非常に複雑であっただろう。 そこまでの愛に主人公も許すことができたのかもしれない。 閉じる