意味がわかると怖い話

優先席の人|意味がわかると怖い話

  • 難易度 中級
  • 恐怖度 3/5
  • 読了 約1分

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本文

迷井くんは、夜の電車で優先席に座った。

対面の席の人も、ずっとスマホの画面を見ている。

途中で一度、その人が顔を上げて笑った。

「映ってる映ってる」

迷井くんは広告か何かだと思い、窓の方を見た。

終点で降りると、ホームの鏡に自分の顔が映った。

首のうしろに、知らない手が乗っていた。

振り返ると誰もいない。

スマホを持っていた対面の人だけが、遠くの階段を降りていくところだった。

考えてみる

あなたは意味に気づきましたか? 本文の違和感や、最後の一文が指しているものを、先に考えてみてください。

ヒント: 舞台やモチーフ( 電車 )にも注目すると、見え方が変わることがあります。

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