意味がわかると怖い話

井戸の死体(アレンジ)

読者難易度 集計中…

本文

俺の家の庭には、 今は使われていない古い井戸がある。

ある日、俺は妹と二人っきりで留守番をしていた。

まだ幼い妹は

「遊んで、遊んで」

とうるさく、 あまりに苛立った俺は妹を突飛ばしてしまった。

頭をうったのか、 妹は動かなくなった。

最初戸惑い焦ったが、 死体はあの井戸へと突き落とした。

翌日… 恐怖におののきながら井戸を覗くと 死体は何故か消えていた。

またある日、 俺は言いがかりをつけて殴ってきたむかつく教師を、 騙して家に呼び、 背後から近づきあの井戸へと突き落とした。

奴は井戸の底で動かなくなった。

翌日…恐る恐る井戸を覗くと死体は消えていた。

またある日、 俺は浮気をして俺を裏切った彼女を殺した。

死体は勿論、あの井戸へと棄てた。

奈落の底が、あの女にはお似合いだ。

翌日…笑いながら井戸を覗くと、 あたりまえのように死体は消えていた。

が……あんまり深く覗きこみすぎたのか、 俺は誤って井戸に落ちてしまった。

意識が遠のいていく…死ぬ、のか?

かすかな意識の中でそう思ったとき、 俺は突然引っ張れた。

ズルズル。ズルズル。

「あぁ、残念……」

よく聞き覚えのある声が、そうつぶやいた。

俺の意識はぷつりと途絶えた。

「ふふ、大好き……」

あなたは気づけましたか?

気づいたタイミング

この話はどう感じましたか?

複数選択可

感情タグ

あなたの考察を書く(任意)

読者の考察

読み込み中…