優しい妻|意味がわかると怖い話
- 難易度 中級
- 恐怖度 2/5
- 読了 約1分
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本文
妻は優しくて、 よく気の利く女性である。
私は2ヶ月程前から入院しているが、 まさに痒いところに手が届く、 そんな看病をしてくれる。
私はそんな妻の心遣いに頭が下がるばかりだった。
私「すまんな。面倒ばかりかけて…」
妻「何言ってるんですか、あなた。夫婦でしょ」
この女性と結婚して良かった。
涙が出そうになる。
そんなある日のこと。
妻は看護師に、頼みに頼んで、 許しを貰うと家具屋へ畳ベッドを注文し、 病院の味気ないベッドと取り替えてくれた。
井草の匂いがする。
「やはり畳は良い…」
そこで思い出す。
以前私は妻にこう言った覚えがある。
「死ぬときは、畳の上で死にたいな」
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