私と彼とのお話
読者難易度 集計中…
本文
これは私と彼とのお話。
「何でだっけ」
何が。
「確か交通事故だったねえ」
あぁ、そうそう。
「僕と君はその場にいたよね」
そうだよ。君の身体にも残ってるでしょ。
「僕の身体には傷跡が残ってる」
私も一生治らない。
「君には酷いことをしてしまったね」
謝らないでよ。
「でも謝らないよ。 僕が悪いのは重々承知しているけどね」
少しムッとするね、その言い方は。
少しは誠意を持って話してよね。
「さて、そろそろ僕は行くよ。 これでも忙しいんだ」
そう。忙しいならもう来なくてもいいよ。
もしくは、一緒に行こう?
私は一緒に来てほしいよ。
「僕はもう結婚したからね」
ならいいや。
この思いは胸に秘めておくよ。
もっと先まで。
貴方の妻のために。
「じゃあまた」
バイバイ。
彼は立ち上がり去っていった。
私が待ちきれなくなっちゃう前に、 早く彼が来るといいな。
あなたは気づけましたか?
この話はどう感じましたか?
複数選択可
あなたの考察を書く(任意)
読者の考察
読み込み中…