溺愛
読者難易度 集計中…
本文
夫婦はそっと、眠っている愛娘の顔を覗き込んだ。
「本当に可愛いよなぁ」
「ねぇ、天使みたいよね」
「今でも充分かわいらしいけど、 これからどんどんキレイになるんだろうなぁ」
「そうよねぇ。 …白い肌、か細い手足…。 将来の美貌は約束されてるわよねぇ」
「なんだよ、 もうこの子が嫁に行く時のことでも考えてるのかよ」
「うふふ、何よあなた、怖いの?」
「冗談じゃないよ。こんな可愛い子だぞ。 そんじょそこらの男にやれるもんか」
「まったく、あなたったら。 この子だっていつまでも箱入り娘じゃいられないのよ? 馬鹿ねぇ」
幸福な夫婦はニッコリと顔を見合わせて、 そっと蓋を閉めた。
あなたは気づけましたか?
この話はどう感じましたか?
複数選択可
あなたの考察を書く(任意)
読者の考察
読み込み中…