あなたは意味が分かりましたか?それでは解説です。
この「意味がわかると怖い話」にはいくつかの引っかかるポイントがあります。語り手が夜中に冷蔵庫へ向かう際、姉の子供の夜泣きに起こされたことがきっかけで、実家の二階から一階へ移動しています。しかし、冷蔵庫の前でぶつかりそうになった子供は一体誰なのかという疑問が残ります。
姉が出産したばかりで、当然子供は赤ちゃんであることが推測されます。夜泣きしているという状況からも、語り手が出会った子供は姉の赤ちゃんだと考えるのが自然です。しかし、語り手が「一階の電気を付けなかった俺も悪いんだが」と述べていることから、周囲は暗闇に包まれていることがわかります。この状況下で、語り手がぶつかりそうになった子供は本当に生きている存在なのか、あるいは何か別のものなのかという疑問が浮かび上がります。
この話において、語り手が気づいていない場合、幽霊や異常な存在に遭遇していても、その恐怖を感じることはないのかもしれません。つまり、語り手は目の前にいる子供が何者であるかを理解していないため、恐怖を感じることができないのです。このように、「姉の出産後」というタイトルの話は、表面的には日常の出来事に見えながらも、深層には恐怖が潜んでいるのです。