ホーム / すべての話 / 腹部の腫瘍 腹部の腫瘍 2013/4/14 · 日常系 超短編 解説あり 本文 医学部時代の友人から連絡がきた。 「恋人の腹部に腫瘍ができてしまったんだ。すぐ手術すればいいのに嫌がって、やっと説得したんだがもう普通の病院では手遅れだ」 「それは気の毒だな」 「そこでお前に手術してもらいたい」 「え?」 「頼むよ、金なら払う」 「うちは産婦人科だぞ?」 「頼むよ」 解説を読む 解説 産婦人科に行っていることから腹部の腫瘍というのは「胎児」のことであろう。 中絶できる期間(妊娠21週目までだったか……?)をすぎてしまった。 特別に手術をやってくれる可能性の高い友人に頼んだのである。 それにしても胎児を腫瘍扱いとは・・・信じられない発言ではある。 閉じる