紅茶

2025/3/28 · 日常系

サマリー

有る場所で二人のの謎に迫る

本文

有る場所で二人の女性がテーブルを挟んで座っている、
其処には湯気を立てた紅茶が二つ。

「F!何のようなの?」

「Yさん、Bさんを裏切って踏みにじったお詫びをしてください」

「私が誰と付き合おうが勝手でしょ!」

「Bさんは今傷ついています」

Fと呼ばれた女性は
スプーンでYの紅茶をクルっとかき混ぜた

すると紅茶が
わずかだが黒ずんでいく・・・。

「何よこれ!?」

「貴方は甘いほうが好きなので甘くしただけですが・・・。」

「冗談じゃないわ!」

「じゃあ、私のと取り替えますか」

「当たり前でしょ」

二人が同時に紅茶を飲み始めた途端
Yが苦しみ始め・・・・。

「意外とあなた頭が悪いのね・・・」

Fは黙って取り替えた紅茶を飲んでいた。

「さてと・・・
人も死ぬと仏になるというけど
これは生ゴミだから早めに溶解処分しないとね・・・。
Bさんもこれで心を癒してくれるといいんだけど」

解説

この話の真相、お分かりになりましたか?それでは解説です。 この話は最初、恋愛のもつれから女性同士が対立する場面に見えます。しかし実は、計画的な殺人が行われている「意味がわかると怖い話」です。 真相は、F が最初から両方のカップに毒を仕込んでいたということです。「甘くしただけ」と言ってスプーンで混ぜたのは、毒を溶かすためでした。そしてY が「取り替える」と言った瞬間、F の思惑通りになったのです。なぜなら、Y は「自分のカップには毒が入っている」と思い込んで F のカップを選びましたが、実際はどちらにも毒が入っていたからです。 この話のトリックは「読者の思考誘導」にあります。読者も Y と同じように「スプーンで混ぜた方に毒が入っている」と思い込んでしまいます。しかし F は「意外とあなた頭が悪いのね」という言葉で、実は両方に毒が入っていたことを明かします。 「意味がわかると怖い話」では、このように登場人物と読者が同じ勘違いをするよう仕向けて、最後に恐ろしい真実を突きつけることがよくあります。他の「意味がわかると怖い話」も読んでみましょう。