遅刻

2025/3/29 · 学校系

サマリー

今日、大学の講義に遅刻したが見た驚愕の現実

本文

今日、大学の講義に遅刻した。

よりにもよって遅刻欠席にうるさい講師の講義をだ。

講義室に入った途端、
振り向く生徒と講師の視線を受けた俺は

「遅れて申し訳ありませんでした」

と頭を下げて謝り一番近い席に座った。

もうこれ以上恥ずかしい思いをしなくて済むと安心したのも束の間。

周りの生徒から絶えず視線が浴びせられ、
後ろから消しゴムを投げられ、
講師に何度も指名され問題を解かされる、
ともう散々な目に遭った。

この講義だけは絶対に遅刻はしてはいけない。

90分とは思えないほど永い講義を終えた俺は
そう誓ったのであった。

解説

この話の真相、お分かりになりましたか?それでは解説です。 この話は最初、遅刻した学生がひどい目に遭う日常的な出来事に見えます。しかし実は恐ろしい真相が隠れている「意味がわかると怖い話」です。 真相は、語り手が実はすでに死んでいて、幽霊として講義室に現れたということです。周りの人たちの異常な反応は、死んだはずの人間が突然現れたことへの恐怖でした。「じっと見つめられる」「消しゴムを投げられる」「何度も指名される」のは、すべて霊的な存在に対する驚きや恐怖の表れだったのです。 この話のトリックは、読者に「遅刻への嫌がらせ」だと思わせることです。でも実際は、死者の出現に対するみんなの恐怖反応でした。「この講義だけは絶対に遅刻してはいけない」という最後の誓いも、もう生きている人として参加することができないという皮肉な意味が込められています。 「意味がわかると怖い話」では、このように普通の出来事に見せかけて、実は超自然的な恐ろしい真実が隠されていることがよくあります。他の「意味がわかると怖い話」も読んでみましょう。